芦屋海岸における飛砂(ひさ)対策

県土整備部

具体的内容

 遠賀川河口西側に位置する芦屋海岸は、北九州地域及び筑豊地域の人々の憩いの場・海水浴場として古くから賑わってきた。
 しかし、福岡県の管理港湾である芦屋港建設以降は海岸に砂の堆積が進み、現在では砂浜の幅は200メートル以上もなって、海水浴場として不適な海岸となり、観光面では大きな打撃を受けている。また、近年では飛砂と呼ばれる堆積した砂が強風によって舞い上がり数百メートル先の住宅地まで運ばれ、住民生活に深刻な被害をもたらしている。特に芦屋海水浴場に隣接する海浜公園には毎年2メートル以上の飛砂が堆積し、多額の除去費用を要している。
 このため、芦屋海岸に堆積した大量の砂の除去を含め、芦屋町から岡垣町にかけての海岸線の調査及び抜本的な対策を要望するとともに、平成18年度から福岡県が中心となって進めてきた芦屋海岸里浜づくり事業による飛砂対策の促進を要望する。

県の回答

 芦屋海岸を含む三里松原海岸全体については、海岸線の侵食や堆積の状況を関係自治体である芦屋町や岡垣町と共同で調査を実施中であり、今後、対策について検討していきたいと考えております。
 また、芦屋海岸里浜づくり事業については、芦屋町と協議を行いながら、事業着手に必要な手続きを進めていきたいと考えております。
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