矢矧川下流域(東黒山・糠塚地区)農地の湛水被害軽減について
農林水産部、県土整備部
具体的内容
標記地区農地での内水氾濫被害を軽減、解消させる目的で平成6年から12年にかけて湛水防除施設(東黒山排水機場)が設置されています。平成13年の供用開始後より本施設の管理運営は町で行っておりますが、近年の都市化が進む中、また異常気象等により、県河川矢矧川の洪水量が増大していることから、河川に直接排出している排水ポンプ運転時における矢矧川への流下阻害が課題となっております。
状況としましては、排水ポンプの吐出口が河川に対して直角方向に設定されているため、排出時には河川の流れと交差することになり、ポンプ排水による河川の流下能力の低下が想定され、結果として地区内の湛水時間に影響が生じます。本施設の吐出口については、河川管理者である北九州土木事務所との協議により位置決定されたものでありますが、このような状況が見られるため、河川改修計画を含めた一部改修や吐出口(方向)の改善対策等を要望します。
県の回答
設置した施設の排水機能が十分に発揮されるように、河川改修等について、関係機関と協議しでいるところです。