県土整備部

　戸切川は、遠賀町・鞍手町・宗像市の境より岡垣町を経て遠賀町域内を流下し、西川と合流して遠賀川に流れ込んでいる県の２級河川で、地域住民の生活と密着した河川です。
　ところが河川断面が狭小であるため、近年の梅雨期及び台風時期における局所的集中豪雨時には、周辺地域で家屋の浸水や農地の冠水の被害を引き起こしています。
　また、ＪＲ鹿児島本線高架橋下の町道で毎年繰り返される冠水によって車両の通行に支障をきたしているとともに、周辺住民の生命・財産への影響を及ぼしているところです。　
　本河川の改修に向けては、遠賀町と岡垣町で期成会を立ち上げて取り組んでいますが、早期の完成が急務であるため、国・県の予算確保に向けて特段のご配慮をお願いいたします。

　懸案でありました町道宮ノ前橋については、遠賀町や地元の皆様のご協力を得ながらH22年12月に用地の契約が完了しました。
今後、宮ノ前橋の早期完成を目指し、橋梁工事を実施する予定にしております。
　また、流域の治水安全度向上を図るため、引き続き河川改修を進めるとともに、上流側の洪水調節池の予定地について検討しており、今年度中には岡垣町へ協議を行う予定です。
　今後、調節池の計画や用地取得につきましては、岡垣町や地元の皆様のご協力を得ながら進めて参ります。 ページトップへ